会長あいさつ   

新年を迎えるにあたり、我が国の医療を取り巻く環境について、率直に申し上げます。

 現在、日本の診療所・病院の経営は極めて厳しい状況にあります。人件費や物価の高騰、診療報酬改定の限界、そして新型コロナウイルス関連補助金の縮小などが重なり、全国の病院の約7割が赤字経営に陥っております。診療所においても、外来収入の減少や資金繰りの難しさが顕著であり、地域医療の基盤が揺らぎつつあります。
このままでは、地域に根ざした医療提供体制が崩壊し、国民の安心・安全が脅かされる危険性があります。高齢化のピークを迎える2040年に向け、医療需要は確実に増加するにもかかわらず、現場を支える医療機関の経営が持続可能でなければ、必要な医療を提供することはできません。
 私たち医師会は、診療報酬の適正な引き上げ、人材確保への支援、そしてデジタル化・地域連携の推進を強く求めてまいります。同時に、医療従事者一人ひとりが誇りを持って働ける環境を整えることが、国民の健康を守る最も確かな道であると確信しております。
 さて、報告事項となりますが、令和7年において御殿場市医師会として、特定健診を御殿場市と小山町で受診できるようにいたしました。御殿場市の小学校における集団予防接種は、保護者の勤務体系や対象児童数を考慮する中で個別接種といたしました。また、感染症対策では、行政機関との協定を基に感染症が爆発的な流行を認めた時に、日祭日において発熱外来を受け入れる医療機関の開院を実施することとしました。
 今後もDX等の推進を念頭に、現状に即したより良い医療の提供ができるよう、各種検診や予防接種の体制整備を進めたいと考えています。
 本年も、市町民の命と健康を守るため、医師会として全力を尽くす決意をここに表明いたします。
令和8年 元旦
御殿場医師会長 安田敏男

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