会長あいさつ   

 2023年元旦        齋藤昌一  

 明けましておめでとうございます。
 COVID19感染症とカルテに診断名を記載するようになってすでに3年が経過し、命まで取られる危険は少なくなったとはいえ、常に新型コロナ感染のリスクを背負いながらの診察を行う日々が続いています。インフルエンザの同時流行にも注意しつつ令和5年も果てしない感染症との闘いの日々を送ることになりそうです。
 さて令和4年6月の医師会総会で6期目の御殿場市医師会長に就任し、同時に県の副会長に任命されたことで、自院の外来時間を削ることが多くなり、患者さんからは、また先生いないの?病気じゃないの?と言われるようになりました。時の過ぎ去る感覚もはんぱなく、あっという間に一年が過ぎていきますが、次期医師会の若返り構想を練りつつ若い会員の参加を期待しています。
 新型コロナ感染症の流行が去年同様今年も年末年始にピークとなると予想され、去年に引き続き救急センター併設の医師会会員による年末年始の発熱外来が組み込まれました。医師会長になってからというもの正月は毎年救急センターに出向くことにしていましたが、去年から出向くだけではなく私も発熱外来を担当することになりました。元旦から救急センターで職員と苦労を分かち合う医師会長とはなんと素敵な職務でしょうか!
 御殿場看護学校の去年の現役合格率は96%と依然、全国平均と同等の成績を維持しています。2年前に沼津に看護大学が新たに開校し、その影響もあってか新年度の入学生募集に苦労しておりますが、面倒見の良い、生徒に寄り添うGOKANの長所をアピールしながら、職員一同令和5年2月に迫った国家試験に向けて鋭意努力しているところです。会員の先生方も温かい目で看護学校を応援して頂きたいと存じます。
 ところでコロナが3年続いたということは、カラオケも3年歌っていないということになります。年末の桑田佳祐のコンサートに行ってきましたが、ネットで見るコンサートと実物とは興奮の度合いが別物で、66歳になる桑田さんのエネルギーが、コロナなんかに負けていられない、明日も夢と希望を抱いて命懸けで生きていこう、カラオケに行ってサザンを歌おうと心からそう思わせてくれました。
 本年も諸先生方に医師会への協力をお願いし、そして先生方が健康でますます良い年になることを祈り新年のあいさつとさせていただきます。

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